Interview先輩インタビュー

Q:松井さんは、今どんなお仕事をされていますか?

今は中学校の新築の現場で、図面を描いたり、写真整理といった作業を行っています、あとは事務処理的な感じで書類整理をしたり、実際に現場を見たりもします。大まかに言うと建築一般ですね。

石井設備工業に入ったきっかけは何ですか?

ものづくりに多少興味があったからです。学校も建築設計科を出たので、そういった仕事に就きたいという思いがありました。

業界的には、女性が珍しいですよね。

私が入った十数年前くらいは、比率的にはどのくらいか分からないですが、かなり少なかったんじゃなないかなと思います。

学校は男子生徒ばかりでしたか?

そうですね。教室に40人いたら、女子は4人くらい。本当にすごく少ない。工業高校の延長みたいでしたね。

女性が珍しい職場だと、良い面とそうでない面があると思うのですが、その点は どう感じますか?

良い面は意外と優しいところですね。もちろん、ちゃんと厳しい時は厳しいですけど。

先ほど比率という言葉が出ましたが、石井設備工業は業界の中でも女性の比率が高 いと思います。設計や施工を女性がされているのを見ると、明るくて良い印象を受けま すね。逆に不便な点は何かありましたか?

数年前は女性用のトイレが無かったんですよね。共用でした。今の現場には、うちの会社だけではなくて別の会社の女性もいるので、そんなことはありませんけど。だから女性の比率は結構高くなってきたと思います。女性の職人さんも増えて、よく見かけるようになってきました。

良いことですよね。

とても良いことだと思います。

では石井設備工業の良いところはどこでしょうか?

こういう業界は資格がないとやっていけないところがありますが、資格試験に対してのバックアップを全面的にしてくれます。例えば講習会を紹介されて業務で行かせてもらえたりしますね。

会社がどんどんサポートしてくれるんですね。

そうですね。だから私も入社して数年で必要な資格をほぼ取れました。

具体的には、資格はいくつくらい仕事で必要になるんでしょうか?

4つくらいですね。

資格を取るとなるとお金も必要になりますが、それも会社から出るんでしょうか?

はい、出ます。じゃあやろうかなという気になりますね。会社のバックアップが無ければ、私ももしかしたらそんなに取れていなかったかもしれません。

今回石井社長にもお話を伺いましたが、大事なのは社員が健やかに働いてくれること だとおっしゃっていました。なるべく社員が働きやすい環境を作れば、会社というのは自 然と良くなるものだと。その点、松井さんは働きやすさを感じますか?

要望は聞いてもらえるし、なんだかんだいって、自由にやらせてもらっていますね。間違ってもバックアップしてくれます。

昔の日本企業の良いところを残してますよね。

100人も200人もいる会社ではないですから、逆に目が届きやすいんだと思います。

松井さんがお仕事される中で、やっていて良かったなとか、仕事の楽しみを感じ るのはどういうところですか?

月並みですけど、建物が完成した時はすごく嬉しいです。同じ場所に何もなかったところを見ていますから、そこからこんなに大きい建物ができるんだ、と。普通の人は建築現場に行くことがないですけど、その中で人がたくさん働いていて、毎日少しずつ変わっていく。確かに昨日と今日では違う。少しずつ成果が実感できて、最後に必ず完成する。できた、という達成感はかなり大きいですね。

見えないところにものすごく精力を注いでいますよね。

もちろん外側のきれいさも重要ですが、内側の使い勝手も大事ですよね。その外からは見えない部分を手がけられるのがこの仕事の面白いところだと思います。

冒頭で、この仕事をやろうと思ったきっかけとして、ものづくりが好きだからと おっしゃっていました。松井さんがものづくりに興味をもった理由は何かあったので しょうか?

昔はお菓子を作ることに興味がありました。パティシエになりたいと思っていましたね。  ただ、お菓子を作るのも面白いだろうけど、お菓子は家でもできるかな、と。お菓子作りは趣味でもいいんじゃないのかなと思いました。そこで、デザインが好きだったから、建築デザインの方向に進むのもいいかなと。実際に会社に入ると建物の中身の方がメインでしたが、こんな仕事もあるんだということを知りましたね。

普通に暮らしていたら気が付かないですよね。

電気は当たり前につくし、水道は当たり前に出ると思ってますよね。そう考えると、「あぁ、不思議な仕事なのかな」と思いました。

話は変わりますが、休みの日は何をされていますか?

休みの日は、友達と時間が合えばちょっと飲みに行ったり、旅行に行ったりしますね。

この業界だと納期がありますから、忙しくて休めないこともあるんじゃないでしょ うか。

前もって事前申請もできるので、友達にはこの辺に休みが取れるから旅行に行こうか?という感じですね。

先ほど専務から伺ったのですが、入口にリンゴの山がありますよね。リンゴ畑でも やっているのですか?と聞いたら、「いや、松井さんのお母さんがね」と。

実家から送られてきたリンゴですね。特にリンゴ畑をやっているわけではないのですが、田舎なので送ってもらっています。みんなで食べてもらえればと。

松井さんの趣味はプロ野球観戦だそうですが、どこのファンですか?

広島東洋カープです。数年前に友達に勧められて。

実際に観戦にも行くんですか?

もう広島まで行きます。セカンドの菊池選手が好きですね。

いいですね。入社前と後で、ご自身で変わったところとかありましたか?

より責任感を持つようになりました。納期に間に合わなかったら後が困ってしまいますし、みんなで仕事をしているわけですから、迷惑をかけないようにするためにも責任感は大事ですね。

では苦労した点は何でしょうか?

専門用語が多いので、入社当時は職人さんたちが何を言っているのかわからなくて苦労しました。

例えばどんな単語ですか?

材料の名前とかですね。例えば塩ビ管でも、いわゆる塩化ビニール管というのは種類が何パターンもあるので。用途・種類・品名とか、あとメーカーもいっぱいあります。

それは仕事をしていくうちに覚えられたんでしょうか?

今やっと覚えたところですね。最初は色がちょっと違うくらいのことしか分かりませんでしたから。

では松井さんにとって、女性が働きやすい会社だと思いますか?

働きやすいとは思います。女性も多くなってきましたし。女性に厳しいというのは感じないです。

分かりました。それでは会社の将来についてお聞きします。石井設備工業は創立50年とのことで すが、次の50年を迎えるにあたって、松井さんがここだけはずっと変わらないでい てほしいとか、変えずにいたいというところはありますか?

小さい会社ならではの近い関係ですね。それが悪い時もあるかもしれないけれど、良い時の方が多いと思うので。一人一人をちゃんと見てほしいと思います。

この取材の合間に見ただけでも、皆さん仲良しなのが分かりますね。

歳が近い職人さんとかもいますし、歳が離れていても、みんなずっと前からの長い付き合いのような雰囲気がありますから。本当に良いところだと思います。

松井さんのように設計を勉強していたり、ものづくりに興味がある女性が会社に 入ってくれたら活躍できますよね。そういった方に何かメッセージがあればお願いし ます。

真面目にコツコツできる人がいいと思います。入ったらすぐに打ち解けられる会社なので、最初は緊張しても不安なくやっていけると思います。ゆったりとした空気がいいところです。

最後に、石井設備工業で働くことが決まった15年前の自分にメッセージを送る としたら、何と言いますか?

働いてよかったな、と。やりたいこととは少し最初は違ったかもしれないけど。これはこれで今すごく楽しいので。結果オーライですね。

分かりました。ありがとうございました。

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